脳神経外科

脳神経外科

特徴

当科では手術の必要な脳疾患や頭部外傷を中心に,広く地域医療に貢献することを目標としています。

対象となる疾患

脳卒中では主にくも膜下出血と脳出血、外傷は脳挫傷、頭蓋内出血、慢性硬膜下血腫などが入院患者の多数を占めます。外来診療では手術後の患者さんの経過観察や、かかりつけ医の先生方からの紹介による脳疾患の精査を行います.大がかりな治療が必要な患者さんには大学病院などへの紹介も行っています。また、専門外来として難治性てんかんの患者さんの治療を行っています(東北大学てんかん科:1ヶ月に1回)。

設備

診断機器:MRI, MD-CT, DSA, ガンマカメラ,脳波計

手術機器;手術用顕微鏡(蛍光血管撮影つき),神経内視鏡

手術件数(令和4年度)

 

脳腫瘍摘出術

0

脳動脈瘤クリッピング術

12

脳内血腫摘出(吸引)術

0

慢性硬膜下血腫穿頭洗浄術

42

水頭症手術

2

外傷性頭蓋内出血(開頭)

4

脳神経血管減圧術 

1

施設認定

日本脳神経外科学会専門医研修プログラムによる指定研修施設

診療予定表

ブロックD

脳神経外科【予約制】

    備考
  午前 髙橋昇 鮱名勉 髙橋昇  ―  

髙橋昇/菊池登志雄

 担当医は固定ではなく
変わる場合があります
てんかん
専門外来 
午後 中里信和
(応援:東北大学)
月1回金曜日に診療
(詳細はお問い合わせください)

 

スタッフ紹介

医師名 役職 卒業年 主な資格等

髙橋 昇

(たかはし のぼる)

第1脳神経外科長兼リハビリテーション科長

 1993

日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医

医学博士

菊池 登志雄

(きくち としお)

第2脳神経外科長

 

 

 

 

 一般社団法人日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database :JND)研究に対するご協力のお願い

 当科は、一般社団法人Japan Neurosurgical DatabaseJND)が実施するデータベース事業に参加しています。
 この事業の目的は、日本全国の脳神経外科施設における手術を含む医療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すことです。
 収集したデータを分析することで、日本の脳神経外科医療の実態を「見える化」し、明らかとなった課題に対して実際のデータに基づく改善策の検討や、施設、地域や全国単位での医療の水準を明らかにし、比較することなどが可能となります。
 また、分析結果から、より正確に手術や治療にともなう危険が明らかとなり、担当医は患者さんやご家族とともに、治療に伴う危険と利益を共有した上で、治療方針を決定することができます。
 さらに、全国の患者さんが安心して手術・治療を受けられるようにするため、より良い脳神経外科専門医制度のあり方を検証するための基礎資料ともなります。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。詳細は下記リンクをご覧ください。
   【PDF】 一般社団法人日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND)研究に対するご協力のお願い