身体拘束最小化チーム
身体拘束は、抑制具や薬剤等、様々な手段により患者の行動を制限することです。患者の自由を制限し、患者の尊厳ある社会生活を阻むものである一方、安全な医療を提供するためにやむを得ず行い場合がある処置です。
当院では、患者または他の患者等の生命または身体を保護するために緊急やむを得ない場合を除き、身体拘束の実施を禁止しています。院内の身体拘束最小化対策のために、身体拘束最小化チームを設置しています。
チームメンバーは、医師、看護師、社会福祉士、理学療法士、作業療法士、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、事務部門の多職種によって構成されています。
主な活動内容
- 身体拘束の実施状況の把握、および管理者を含む職員への定期的な周知
- 身体拘束を実施した場合の解除、最小化に向けた医療・ケアの検討、助言
- 身体拘束最小化の指針・マニュアルの作成および修正、職員への周知
- 身体拘束最小化のための職員研修