前立腺肥大症の治療に、身体に優しい新たな選択肢
こんなお悩みはありませんか?
こんな前立腺肥大症の症状にお悩みではありませんか?「年齢のせいだから仕方がない…」と我慢していませんか?
適切な治療で解決できます。
当院では、患者さんの身体への負担をより軽減し、安全で確実な治療を提供するため、最新の前立腺手術ロボット「AquaBeam®(アクアビーム)」(アクアブレーション®療法)を導入いたします。(2026年6月下旬頃の治療開始を予定しています)

こんな前立腺肥大症の症状にお悩みではありませんか?「年齢のせいだから仕方がない…」と我慢していませんか?
適切な治療で解決できます。
当院では、患者さんの身体への負担をより軽減し、安全で確実な治療を提供するため、最新の前立腺手術ロボット「AquaBeam®(アクアビーム)」(アクアブレーション®療法)を導入いたします。(2026年6月下旬頃の治療開始を予定しています)
AquaBeam®による「アクアブレーション®」は、熱エネルギーを使用せず、音速に近い「ウォータージェット(水流)」を利用して前立腺の組織を優しく削り取る、世界初のロボット支援型手術です。

医師が超音波(エコー)画像を見ながら、削るべき範囲をミリ単位で正確に計画(プランニング)します。その後はロボットが設計通りに自動で、ブレなく正確に切除を行います。
医師の経験だけに頼りすぎない「再現性の高い安全な手術」が、AquaBeam®の大きな特徴です。

高度な計画ソフトウェアにより、外科医は保存する組織と切除する組織を特定し、治療輪郭を描くことができます。

従来の電気やレーザーを用いる手術では、発生する「熱」が、前立腺のすぐ近くを走る尿道括約筋や勃起神経に伝わり、尿失禁や性機能障害を引き起こすことがありました。水流による切除は熱の発生が一切ありません。
エコーとロボット制御の高度なマッピング機能により、射精・勃起に深く関わる組織を精密に回避して計画・切除を行うため、これまでの手術で課題であった術後性機能不全の発生リスクが極めて低く抑えられています。尿のコントロールを維持する筋肉の損傷リスクがほとんどないため、術後すぐにいつも通りの健康的な排尿機能を取り戻しやすく、安心して退院を迎えることができます。
多施設共同無作為化比較試験(vs TURP)において、IPSSスコアの同等以上の改善(非劣性)とともに、圧倒的な機能保存率が実証されています。
出典文献:Elterman D et al. (Meta-analysis of Aquablation for BPH)
WATER試験(無作為化比較試験)の5年長期アウトカムにおいても、再手術率はTURPと同等、かつ機能保持成績は安定して優位であることが示されております。
不可逆的な合併症の発生率が低く、長期にわたる症状緩和を提供することが臨床試験で証明されています。※1※2
1年間の外科的・内科的再治療率が 1.2% で成果が5年間維持されています。※2

参考文献
※1 Elterman et al.BMJ Surg Interv Health Technologies 2,021
※2 Gilling et al.Can J Urol 2,022
| 項目 | アクアブレーション ®療法(AQUABLATION®) | 経尿道的前立腺切除術 (TURP) | ホルミウムレーザー核出術 (HoLEP) | 経尿道的前立腺つり上げ術 (PUL) |
|---|---|---|---|---|
| 切除エネルギー | 高速生理食塩水(非加熱) | 高周波電気メス(高熱加熱) | レーザー(高熱加熱) | 金属インプラント固定 |
| 執行主体 | ロボット支援による自動切除 | 術者による手動切除 | 術者による手動切除 | 術者による手動固定 |
| 平均切除時間 | 5〜10分(肥大度を問わず一定) | 60〜90分(体積依存性大) | 60〜120分(体積依存性大) | 30〜45分(非切除) |
| 射精機能温存率 | 約 89%(高水準温存) | 約 20〜30%(逆行性射精多発) | 約 20%(逆行性射精多発) | 高い(約 90%) |
| 尿禁性維持率 | 99% 以上(早期禁制回復) | 95〜97% | 95% 前後(一過性尿失禁あり) | 高い |
| 腺体積適応上限 | 制限なし(100cc超の超巨大腺も安全に適応) | 一般的に 80cc 未満推奨 | 制限なし | 一般的に 80cc 未満推奨 |
上記は、AquaBeam®の特徴である「非加熱」および「自動化」による圧倒的メリットを他手術と比較した結果です。
※ 患者さん向けのパンフはこちら
保険適用や費用、術後の状態について気になるポイントにお答えします。
はい、健康保険が適用されます。 2023年に日本国内でも公的医療保険の対象となりました。さらに、1ヶ月のお支払い上限額を超えた分が払い戻される「高額療養費制度」の対象となりますので、患者様の所得区分に応じた経済的な負担軽減措置を受けていただくことが可能です。
一般的な経過の場合、術後の経過観察期間を含め、通常は[ 4日〜5日 ]程度のご入院となります。 術後の尿の出方や出血状態が安定したことを確認し、通常通りの生活ができることを主治医が確認してからの安心な退院となります。お仕事や遠出につきましては、退院時にお気軽にご相談ください。
はい、ご高齢の方でも十分に受けていただける手術方法です。 従来の「熱切除手術」のように麻酔が長時間に及ぶ術式とは違い、ロボットの高度な設定制御で、切除時間はごく短時間(5〜10分程度)で完了します。全身麻酔下の時間が短くお体への負担が非常に低いため、高齢の患者様にも極めてやさしい手術として注目されています。
手術は手術室にて、麻酔(全身麻酔または腰椎麻酔など、お体の状態に合わせた最適な方法)を適切にかけた上で行います。 そのため、手術中に患者様が痛みを感じることは全くありませんので、どうぞご安心ください。術後の尿道や下腹部の違和感・お痛みについても、内服薬や座薬などで適切にコントロールいたします。
先生の外来で管理されている患者さんの中で、以下のような背景をお持ちの方に特に推奨されます。
中高年やアクティブな世代で、「従来の電気切除やレーザー核出術で逆行性射精が約7割で生じる」ことに大きな抵抗をお持ちの患者さんに、確固たる温存エビデンス(約90%温存)を提示してお勧めいただけます。
つり上げ術(ウロリフト)や水蒸気(WAVE)治療の適応外となりやすい中等度〜重度の巨大な前立腺肥大症であっても、短時間(切除は5〜10分)で物理的かつ一気に削り取ることが可能なため、安全かつ圧倒的な尿流改善効果が得られます。
当院では抗血栓療法の休薬基準、周術期の一時的物理止血プロトコル(持続カテーテル圧迫法)を厳格に定めており、抗凝固薬継続症例でも安全に対応します。内服管理から外科的根治へスムーズに移行可能です。
患者さんをご紹介いただく際は、従来どおり当院の紹介センター(地域連携室)を通じて診療申し込み・予約をお願いいたします。その際、「アクアブレーション療法希望」と診療情報提供書に記載していただきますよう併せてお願いいたします。
アクアブレーション療法に関して不明な点がある場合は、泌尿器科外来までご連絡ください。
※ 連携医療機関の先生向けのパンフはこちら