特徴
先端医学技術を駆使して診断にあたる時代ですが、皮膚疾患の診断は ’百聞不如一見’ まずは目で診て、手で診る(触れる)、耳で診る(聞く)、 あるいは嗅いでもみるという五感が最たる診察道具です。生まれてから人生を全うするまでのあらゆる年齢層の頭のてっぺんから、足のつま先までの皮膚病変を扱います。
外来ではアトピー性皮膚炎、接触皮膚炎などの湿疹皮膚炎、天疱瘡、類天疱瘡などの水疱症、皮膚悪性腫瘍、伝染性膿か疹、帯状疱疹、カポジ水痘様発疹症などの感染症、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎などの膠原病、さらには乾癬、薬疹、脱毛症、真菌症など多岐にわたる皮膚科全般疾患を診療します。薬物療法の他に紫外線療法、アレルギー検査、皮膚生検など随時行っています。
診療実績
検査種類
真菌,虫体の顕微鏡検査, 貼付試験,皮膚病理組織学的検査(皮膚生検)
入院患者病名
ウィルス性感染症(帯状疱疹,成人水痘),湿疹・皮膚炎群,中毒疹・薬疹
患者数(令和4年度)
1日平均外来患者数 | 25.6人 |
1日平均入院患者数 | 0.29人 |
令和4年度に継続治療又は診断された症例
有棘細胞癌 | 69件 |
悪性黒色腫 | 38件 |
その他皮膚のがん(基底細胞癌・Paget病など) | 114件 |