リハビリテーション技術科

リハビリテーション技術科

リハビリテーション技術科の紹介

リハビリテーション技術科では、患者さんに対し
①身体機能(関節可動域、筋力、平衡機能、呼吸機能 等)
②基本動作能力(寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行 等)
③応用動作能力(食事、更衣、トイレ、家事 等)
④言語機能・コミュニケーション機能(聞く、話す、読む、書く 等)および高次脳機能(注意機能、記憶機能、実行機能 等)
⑤摂食嚥下機能(食べる、飲みこむ 等)
の回復を促し、日常生活への復帰を支援しています。

*当院のリハビリテーションは、原則として入院患者さんが対象です。

【スタッフ】令和元年度
・リハビリテーション科長(脳神経外科医)
・理学療法部門 理学療法士7名
・作業療法部門 作業療法士2名
・言語聴覚療法部門 言語聴覚士2名

【リハビリテーションの対象】
・脳血管疾患等リハビリテーション:Ⅱ
<対象>
①脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、その他急性発症した脳血管疾患、又はその手術後の方
②脳腫瘍、脳膿瘍、脊髄損傷、脊髄腫瘍、その他の急性発症した中枢神経疾患、又はその手術後の方
③多発性神経炎、多発性硬化症、末梢神経障害、その他の神経疾患の方
④パーキンソン病、脊髄小脳変性症、その他の慢性の神経筋疾患の方
⑤失語症、失認及び失行症、並びに高次脳機能障害の方
⑥顎・口腔の先天異常に伴う構音障害を有する方
⑦舌悪性腫瘍等の手術による構音障害を有する方

・廃用症候群リハビリテーション:Ⅱ
<対象>
急性疾患等に伴う安静による廃用症候群※で、基本動作能力、応用動作能力、言語聴覚能力及び日常生活能力の低下を来している方
※廃用症候群:安静状態が続く事によって起こる様々な心身の機能低下 等

・運動器リハビリテーション:Ⅰ
<対象>
①上下肢の複合損傷、脊椎損傷による四肢麻痺その他の急性発症した運動器疾患、又はその手術後の方
②関節の変性疾患、関節の炎症性疾患その他の慢性の運動器疾患により、運動機能及び日常生活能力の低下を来している方

・呼吸器リハビリテーション:Ⅰ
<対象>
①肺炎、無気肺、その他の急性発症した呼吸器疾患の方
②肺がん、胸部外傷、その他の呼吸器疾患、又はその手術後の方
③慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、その他の慢性の呼吸器疾患により呼吸困難や日常生活能力の低下を来している方
④手術前後の呼吸機能訓練を要する方

・がん患者リハビリテーション
<対象>
①食道がん、肺がん、縦隔腫瘍、胃がん、肝臓がん、胆嚢がん、膵臓がん又は大腸がんと診断され、全身麻酔によりがん治療のための手術が行われる予定、又は行われた方
②舌がん、口腔がん、咽頭がん、咽頭がんその他頸部リンパ節郭清を必要とするがんにより入院し、放射線治療若しくは手術が行われる予定、又は行われた方
③乳がんにより入院し、リンパ節郭清を伴う乳房切除術が行われる予定、又は行われた方で、術後に肩関節の運動障害等を起こす可能性がある方
④骨軟部腫瘍又はがんの骨転移に対して、入院中の患肢温存術若しくは切断術、創外固定もしくはピン固定等の固定術、化学療法又は放射線治療が行われる予定、又は行われた方
⑤原発性脳腫瘍又は転移性脳腫瘍であって、入院中に手術もしくは放射線治療が行われる予定、又は行われた方
⑥血液腫瘍により、入院中に化学療法もしくは造血幹細胞移植が行われる予定、又は行われた方
⑦入院中に骨髄抑制を来しうる化学療法が行われる予定、又は行われた方が在宅において緩和ケア主体で治療を行っている進行がん、又は末期がんであって症状増悪のため一時的に入院加療を行っており、在宅復帰を目的としたリハビリテーションが必要な方

・摂食機能療法
以下の方に対し、経口摂取(口から食べる)ことができるよう支援を行っています。
<対象>
①発達遅滞、顎切除及び舌切除の手術、又は脳卒中脳血管疾患等による後遺症により摂食機能に障害がある方
②内視鏡下嚥下機能検査、又は嚥下造影によって嚥下機能の低下が確認でき、医学的に摂食機能療法の有効性が期待できる方

【認定資格等】令和元年度
当科では、リハビリテーション業務やその関連資格等の取得を促進し専門性の向上に努めています。

・がんのリハビリテーション研修修了     8名
・三学会合同呼吸療法認定士         3名
・栄養サポートチーム(NST)専門療法士   2名
・心臓リハビリテーション指導士       1名
・専門理学療法士(基礎理学療法)      1名
・認定理学療法士(呼吸)          1名
・認定作業療法士              1名
・日本災害派遣医療チーム(日本DMAT)隊員 1名


      リハビリテーション室                 言語聴覚療法室